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大人の食育講座

9月26日、八王子の「鶯啼庵」において、大人の食育講座をいたしました。

食育という言葉、この頃はお耳にする機会が多いことでしょう。食べる、栄養の面でも大切なことですが、食空間において食に関すること全体の食育ということが大切と考えています。年に数回、京王「それいゆ倶楽部」でGlishとして主に、テーブルマナー、テーブルコーディネート、テーブルアイテムについての講座を開いています。(Glishは私木谷 馨と有本 詞子、平牧 裕子の3名の講師がおります。)

今回は日本人なら必ず使う「お箸」の話、歳時記として「お月見」の話をお月見のテーブルをご紹介しながら行いました。みなさまには食育講座と鶯啼庵様の美味しいお食事を楽しんでいただきました。大変盛況で終了いたしました。

Photo 講座風景

お月見の話とテーブルの説明風景です。

Photo_2 ご紹介したお箸です。

珍しいものでは右の扇子状のもの。

Photo_5 Photo_6 お月見のテーブル(十三夜)

講座内容は第1部としてお箸のはなし

日本で初めてお箸を取り入れたのは聖徳太子と言われています。遣隋使が中国において匙と箸でもてなしを受け、当時の日本は手食でしたが、彼らの帰国後中国の作法を真似て箸が日本の宴に初めて登場したとの事です。

箸の語源は「人と食物の橋渡しの橋」「間に挟むものの意」「神や人の命が宿る柱」「鶏のくちばしに似ていることから」「日本の端と端を合わせる、端」などがあります。昔の箸はピンセットのようなものだったそうです。

他、箸のマナー、箸の種類、などなど箸に関するいろいろなことを学んでいただきました。講師は有本詞子先生です。

第2部はお月見の話と十三夜のテーブルのご紹介です。

今年の中秋の名月は9月25日でした。皆さまお月様をご覧になれましたか?私は少し雲が邪魔をしていましたが、ちょっと見る事ができました。そして十三夜は10月23日です。旧暦8月15日にお月見をするという風習は1年のうちでも月が大変美しいと言うことからつきを愛でる風習が中国より伝来していると言われています。農耕の収穫儀礼とも言われていますが定かではありません。日本では平安時代は宮中の行事、江戸に入ってから庶民に広まったとの事です。

十五夜を「芋名月」・十三夜を「豆名月」「栗名月」とも呼ばれています。

十五夜が満月とは限りません。今年は17日が満月となります。今日です!少々雲が多いようですが見ることができるでしょうか?

日本では15夜と十三夜両方愛でるのが良いとされ、片方は「片見月」と言って嫌がられています。皆様10月23日のお月様も是非ごらんくださいませ。

他、お月見団子の事、お月見のときの各地の風習の事、テーブルコーディネートの話をいたしました。講師は木谷 馨がいたしました。

次回は洋のテーブルの話を予定しております。またご紹介いたします。

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食空間・食育」カテゴリの記事

コメント

素敵なテーブルですね!あんなテーブルでお月見してみたいです。
お箸にも色々あるんですね。食空間て奥が深そうです。。

投稿: たなか | 2007年10月 2日 (火) 12時56分

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